【介護福祉士の収入アップ戦略!】転職・副業・資格で収入を上げる3つの方法
「生活費がどんどん上がって、給料が追いつかない…」
そんな悩みを持つ介護福祉士の方は多いのではないでしょうか?
実は、介護職でも“自分の行動次第”で年収を大きく上げる方法があります。
この記事では、転職・副業・資格取得の3つの方向から、収入アップの現実的な方法をわかりやすく解説します。
現在の給料に悩みがある介護職の方は最後までご覧ください!
目次
【介護の仕事】給料は上がっている!でも…
2005年ごろ、特別養護老人ホームで働いていたわたしの給料は、夜勤をして
16万円前後でした。
当時に比べたら、処遇改善加算などの国の後押しもあり、給与水準は上がっています。
夜勤込みで手取り20万ほどの求人も簡単に見つかります。
給料は上がっているとしても、物価高で生活が苦しくなる一方。
みんな、収入を上げたいと思っています。

でも、思っているだけでは何も変わりません。
考えて、行動することが必要です。
収入を上げるための方向性を考えていきましょう。
介護職の収入アップ方法を徹底解説
収入を上げるためのポイントはこの2つ
場所:どこで働くか
量:どれくらい仕事をするか
まず場所について
介護職が働く場所の収入傾向
⭕️都市部>❌地方
⭕️夜勤あり>❌日勤のみ
夜勤手当てがつく入所施設の方が給料が高くなります。
これは想像通りだと思います。
では、地域によって介護職の収入に大きな差があるのはご存知ですか?
都道府県別年収ランキング
| 1位 | 神奈川 | 440万 |
| 2位 | 東京 | 434万 |
| 3位 | 石川 | 404万 |
| 45位 | 長崎 | 331万 |
| 46位 | 宮崎 | 329万 |
| 47位 | 鹿児島 | 327万 |
出典:厚生労働省『令和6年賃金構造基本統計調査』
全都道府県版を別記事にまとめています。興味がある方はこちら
1位神奈川と47位鹿児島の差は100万円以上の差があるという事実は、知っておいて損はありません

つまり、年収を上げるための方法として転職が有効な手段の一つになります!
具体的には、地方の人は関東圏・都市部に転職することです。
しかし、地域を大きく変える転職には様々なデメリットもあります。
- 学校・親の介護などで職場を大きく移動できない
- 引越しや慣れない環境でのストレスが不安
これらのデメリットも考えて、大きく移動する転職を考えていきましょう!
もっと仕事をする方法![副業で収入アップ!]
収入アップをの手段として副業も効果的!
転職する必要がなく、プライベートの時間を使って収入をアップさせることができます!
でも、自分の体力と時間の管理には注意!
- 本業に加えて、労働するので疲れが貯まりやすい
- 自分の予定を管理しないと、遅刻なども発生してしまう!
副業の働き方でアルバイトを選んだ場合、これが大変なんです。
副業バイトのシフトも1ヶ月単位で決まってしまう。
バイト先の都合もあるので、自分の状況に合わせにくい。
このような、働く時間や体力問題を解決してくれるオススメ副業があります!
ただ、注意点として
自分の時間を優先させる場合は、稼ぎにくいことも理解しておきましょう!
この2つの副業のメリットデメリットをまとめています
メリット
- 働く時間の調整がしやすい:週に1時間から可能!
- 収入上げたいとき、働く時間が増やせる
- 業務委託になるので、経費が使える
デメリット
- 働くまでに研修が必要(でも、研修は無料)
- 現場に出ても、お客さんが来ないと収入が発生しない。(完全歩合制)
- 年間20万円以上の利益が出たら確定申告が必要で、手間がかかる

メリット
- アプリの無料登録で簡単に応募可能
- 本業の経験をそのまま活かせる
- 自分の好きな日に働ける
- バイトなので源泉徴収される(手間がかからない)
デメリット
- 地域によっては募集が少ない
- 応募が通らない可能性もある

両方の副業を経験した身からすると
「介護職の人が時間を優先した場合」
介護の単発バイトがオススメ!
その気があれば、15分程度で、無料登録から応募できます。
稼ぐならリラクゼーションセラピストに分があります。でも、研修期間に若干時間がかかるんです。
介護職へ単発バイトをオススメする理由!
働く人自身の収入アップになることが第一の理由です。
ただ、それだけではありません。
介護の単発バイトには社会的な意味が大きいと思っています。
今後の少子高齢化社会で働く人たちの力は重要です。
特に人材不足の介護現場。
社会構造的に簡単に介護職の給料を上げることができないのも事実です。
そこで、余裕のある介護スキルを持つ人たちが単発バイトに参加してもらうことで
その現場の入居者の方々の支援の質を維持する〜上げることができます。
- バイトをする人には収入アップにつながる
- 受け入れ側には人手不足を緩和できる
お互いにWin-Winの関係になれるからです。

20〜30歳代なら職種を変えるも良い
残念ながら、収入だけを考えたら介護職は低いです。
収入アップのために別の職種へのキャリアチェンジも効果的!
わたし自身、23歳で理学療法士にキャリアチェンジして、収入アップしました!
何より、体の負担は段違いに違います。
職種を変える方向性として
- 20〜30歳代前半→専門学校からリハ・看護師へ転職
- 40〜50歳頃→介護支援専門員へ転職
これが、オススメ!
医療福祉系職種の収入比較

出典:厚生労働省『令和6年賃金構造基本統計調査』より
※数字の単位:万円
介護職と比較して収入の多い職種はいくつもあります。
しかし、資格取得のために、専門学校などに行くのも費用がかかります。
専門学校の学費でも年間数十万〜150万円と、高額です。
将来、自分の給料を増やすための自己投資ですが、転職後に働く期間が短いともったいないですよね。
だから、自分の年齢などによって選択肢を考える必要があります。
介護支援専門員などは、現場での経験年数が必要ですが、資格取得までの費用は比較的に安価です。
介護支援専門員の資格取得に必要な費用
受験費用:約12400円
試験合格後に受講する実務者研修費用:50,000〜80,000万円(お住まいの地域によって変動あり)
介護職から別資格へのキャリアチェンジの負担は大きいです。しかし、収入アップのための手段としてはとても合理的だと思います。
これはチェック!資格取得のための助成金制度を活用しよう!
教育訓練給付金を知ってますか?
自分の力でキャリアアップを頑張る人を応援する制度!
今回紹介した資格は、取得のための費用が一部助成される費用の対象になっています。
国の制度を活用することでお得に学んで、収入アップすることもできます。
参考:厚生労働省・教育訓練給付金
職種を変えることでのデメリット
職業を変えることは簡単ではありません。
- 新たな人間関係に馴染めるのか?
- 勉強についていけるのか?
- 新しい就職先は見つかるのか?
このよう不安を抱える人も多いと思います。
実際に、わたしの専門学校の同期で社会人から入学した人が勉強についていけなくて退学した人もいます。
しかし、社会人から学校に行って資格をとって就職した人たちもたくさんいます。
大事なことは自分自身の状況や気持ちと向き合って、これからの方向性を考えたとき
良いことばかりだけではなく、デメリットのことも考えた上で
何を選択するのかです。
自分の行動で乗り切ろう!
収入を上げるためには自分の努力が必要です。
黙って仕事を続けていれば、勝手に給料が上がっていくなんてことはありません。
定期昇給があっても、少ないでしょ?
収入が上がれば、生活がよくなります。
これからの物価高の時代
自分の力で頑張って乗り切りましょう!




