理学療法士が年収1000万を目指す!収入アップを実現するキャリア戦略

理学療法士として収入を上げたい!
年収1000万に到達したい
理学療法士のみで年収1000万円は困難(不可能)です。でも可能性はあります。
POINTは
理学療法士 × 〇〇 =年収1000万
〇〇 になにを入れるかがキャリア戦略になります!
収入を上げるための戦略を解説しています。
すこしでも、年収を上げたい理学療法士はこの記事をチェックしてください。
この記事の内容
理学療法士では年収1000万円は到達できない理由
それでも1000万円到達したい人の可能性・方向性
これをすれば収入が上がる方法
目次
理学療法士の収入限界は?
データ上、一般的には720万程度が上限。これは、1000人以上の企業規模・55〜59歳15年以上の経験があるPTです。【参考:令和4年賃金構造基本統計調査より】
(55〜59歳の平均年収は555万です)
- 大きな病院で
- 長く働き
- 管理職になって
- 50歳代で到達する収入
様々な状況が重なってようやく達成できる年収。皆さんの延長線上の未来にありますか?
これに恵まれたとして、それでも1000万円には到達しません。

なぜ給料があがりにくいのか?
この理由としては以下の点が挙げられます
- 保険制度上の仕事であること
- 年功序列制度があること
- 成果が報酬に反映されにくいこと
これは理学療法士として働くうえでの大きな枠組みになっている為、個人の力ではかえることができません。
しかし、この観点を逆転させることが収入を上げる目線になります。つまり・・・
- 保険制度外の仕事をする
- 自分自身の技術が報酬に直結する
- 成果が報酬に反映される
この目線で収入を得る方法を考えていく必要があります。しかし、こんな声も聞こえてきます。
「職場の人に“お金目当て”って思われないかな…裏で何か言われそうで怖い」
「すべて自己責任って…失敗しても誰も守ってくれないと思うと怖くなる」
「固定給じゃなくなると、生活が安定しないんじゃないかって不安になる」
始めるときには、誰しも不安があります。不安はゼロにはできません。
しかし、リスクを最小限にすることはできます。致命的なリスクの可能性を最小限に抑えたチャレンジが大切です。
じゃ、致命的なリスクって何なの? それは
生活が破綻しないこと
これは絶対に押さえておく必要があります!
年収1000万円は夢じゃない!理学療法士×〇〇で描くキャリアデザイン
患者さん・利用者さんにリハビリテーションサービスを提供する理学療法士
これだけでは年収1000万円には到達できません。
理学療法士に何をかけ合わせるか?〇〇に何を入れるか考えていきましょう。
方向性は大きく2つ
- メイン収入を拡大するか?(転職・昇進)
- サブ収入を手に入れるか?(副業)
メイン収入強化!専門性を高めよう!
おすすめとなる人
- もっと専門性を高めたい
- 安定して収入を増やしたい
- 論文・発表などが好き
メイン収入である理学療法士としての収入を伸ばす取り組みです。基本方針は、規模の大きな病院で働き、管理職になって、実績を積み重ねて病院外での活動で収入を手に入れます!

転職での収入アップの可能性は高いですが、管理職に任命されるには人間関係や運も必要です。しかし、少ないですが安定的に収入アップを目指せます。
給与の高いところで働け!転職しよう
働く場所によって給料は違います。
医療>介護
大きな病院>小さなクリニック
給料の少ない職場で働いていても収入は上がりません。収入の高い職場で働く選択が必要です。

訪問リハビリの現場って、中にはインセンティブで収入が増えるところもあるんですよ。
だから、そういう働き方も「アリ」っちゃアリです。
でも、長期的には収入の波が大きいこと
基本的な収入が右肩上がりにはなりにくいことは押さえておきたいですね!
職位を高めろ!目指せ管理職
リハビリ管理職を目指すなら、管理職の視点を学ぶ必要があります。
臨床での知識とは異なる勉強が必須です。

私の場合、介護報酬の勉強に加えてビジネス書を読むようになりました。ドラッカーのマネジメントや組織や目標管理、コミュニケーションについての書籍を参考にしています。

特に理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は、多職種連携の中に組み込まれているものの、実際は1対1での対応時間が多いです。
自分の知識・技術を伸ばし患者に貢献する
↓
組織全体でレベルアップして、患者に貢献する
このようなマインドの転換が必要になります。
専門性で突き抜けろ!指導する立場になろう
理学療法士として専門性を高める中で、誰かに説明する・教えるという講師としての仕事ができるようになります。
対象としては学生・同業種・高齢者・一般に分かれます。
では、どのように進めていけいばよいでしょうか?
- 実績をつくる:自分が進める分野の専門理学療法士を取得。学会発表や論文作成などの研究への取り組み。
- 人脈をつくる:学校や理学療法士協会などの、公的な組織との関係を持つ。
- 自分で企画する:自分で企画して実施する。
副業で収入アップ!視野を広げた取り組み!
- 今の職場は変えたくない
- 収入は増やしたい
- 理学療法士とはべつのことにチャレンジしたい
理学療法士の知識・技術は専門性の高いものになります。これは、病院などで雇用されていると感じにくくなります。
骨格系・運動生理学のスペシャリストになります。
一般の人にとって「脊柱」は「背骨」、「筋肉・腱」は「スジ」なんです。
この専門的知識・技術を活かすことが一つの方向性です。そんなあなたに、私の実践した副業を3つお伝えします!

理学療法士って、骨とか関節、筋肉のこと、めちゃくちゃ詳しいんですよね。「骨格」と「運動の仕組み」のスペシャリストです。
でも、一般の人にとっては「脊柱」って言われてもピンとこなくて、「ああ、背骨のことね」ってなるし、
「筋肉・腱」も「スジが痛い」とか、そんな感じで伝わるんですよね。
だからこそ、こういう専門的な知識や技術を、もっと別の形で活かしていくっていうのもアリだと思います。
実際に私がやってきた副業を3つ、ご紹介します!
【難易度別】理学療法士におすすめの副業3選【私の実施したものだけ】

難易度【小】リハ職の副業には超おすすめ
- 内容:業務委託でのリラクゼーションセラピスト(りらくる)
- 収入を得るまでの期間:1ヶ月(10日間程度の研修を土日・有給で実施)
- 稼いだ金額:月平均 5万円
- メリット:集客はしてくれる、時間調整しやすい、開始までの研修費は無料
- デメリット:時給換算は低い(現場にいる時間でみると850円くらい)
- 初期費用:無料の研修に行くための移動費程度
時間単価は低いですが、安定的なサブ収入としてなら、リハ職ならすごいオススメできます!
難易度【中】
- 内容:転売(メルカリ中心のせどり・不用品販売)
- 収入を得るまでの期間:数日〜1週間
- 稼いだ金額:1万円
- メリット:始めやすい
- デメリット:売れる品物の仕入れが難しい、仕入れの為のお金がいる
- 初期費用:0〜数万、パソコン必須
専門的職の知識は経験は関係ありません。誰でもすぐにできますが
「何が売れるのかをリサーチするスキル」などが必要になります。
難易度【大】
- 内容:youtube配信
- 収入を得るまでの期間:1年半〜
- 稼いだ金額:0円(まだ稼いでいません)
- メリット:時間は自由 収入の上限はない
- デメリット:ITスキルが必要、企画力が必要、動画編集ソフトが必要
- 初期費用:パソコン必須、動画編集ソフトが1万円程度
チャレンジしていますが難しいです。
結論:リハ職には業務委託のリラクゼーションの副業が最強
デメリットは
- 時間単価は低い傾向
- 実際に体を動かすので体調管理が重要
この点が許容・自己管理できれば
副業としては再現性高く稼げる仕事です。
私も月5万円程度の副収入にはだいぶ助けられています。

理学療法士が副業を始める前に知っておくべき重要ポイント
副業を成功させ、本業とのバランスを取るためには、いくつかの注意点があります。

1. 本業との両立は可能?時間管理と無理のない計画が鍵
- スケジュール管理の徹底: 本業に支障が出ないよう、副業に充てる時間を明確に区切りましょう。「週末だけ集中」「平日の夜2時間だけ」など、ライフスタイルに合わせた計画が大切です。
- 体調管理: 無理なスケジュールは禁物。心身の健康を第一に考え、休息もしっかり取りましょう。
- 職場の就業規則確認: 副業が禁止または制限されていないか、事前に必ず確認しましょう。
2. 確定申告は必要?税金と法律の基礎知識
- 年間所得20万円の壁: 副業による所得(収入から経費を引いた額)が年間20万円を超えた場合は、確定申告が必要です。
- 経費計上を忘れずに: セミナー開催費用、交通費、書籍代、PC購入費など、副業に関連する支出は経費として計上できます。領収書は必ず保管しましょう。
- 会計ソフトの活用: freeeや弥生会計などのクラウド会計ソフトを利用すれば、簿記の知識がなくても比較的簡単に帳簿付けや確定申告書類の作成が可能です。
- 開業届・青色申告承認申請: 事業として本格的に行う場合、開業届の提出や、節税メリットの大きい青色申告の検討も視野に入れましょう。税務署や専門家への相談も有効です。
3. まずはスモールスタート!最初の一歩を踏み出す勇気
- 完璧を目指さない: 最初から大きな収益や完璧なクオリティを目指す必要はありません。まずは「やってみる」ことが最も重要です。
- 得意なことから小さく始める: 最も関心があり、無理なく始められる分野から挑戦しましょう。小さな成功体験を積み重ねることが継続のコツです。
- 情報収集と学習: 成功している人の事例を参考にしたり、必要なスキル(動画編集、ライティング、マーケティングなど)を学んだりすることも大切です。
まとめ|理学療法士の未来は明るい!「行動」が収入の天井を打ち破る

理学療法士という職業は、高い専門性と社会的な信頼性を兼ね備えており、そのスキルは院内だけでなく、社会の多様な場面で求められています。診療報酬の枠に縛られず、自身の知識や経験を活かして副業に取り組むことで、年収1000万円という目標も決して非現実的なものではありません。
大切なのは、現状に甘んじることなく、新しい可能性に目を向け、最初の一歩を踏み出す勇気です。
この記事で紹介した副業やポイントを参考に、あなたも「できること」から始めてみませんか?あなたの行動が、未来の収入とキャリアを大きく変えるかもしれません。